病院や医療施設、医療技術関連の自分用メモ

病院や医療施設、医療技術関連の自分用メモ

2015-03-20から1日間の記事一覧

核酸医薬の実用化、カウントダウンへ

核酸医薬は、mRNAやmiRNAなど、従来狙えない標的分子をターゲットにできる上、化学合成が可能であり特異性も高いという低分子と抗体の両利点を併せ持つため、ポスト抗体の主力として注目されてきました。 その開発の難しさから、撤退企業も一時は相次ぎまし…

伸び続けるASEAN医療市場

医療関連企業は、東南アジア諸国連合(ASEAN)に、いま熱い視線を向けています。 ASEANへの進出を考える医療関連企業やサポート企業に向けて、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンの主要4カ国を中心とする医療マーケット動向を調査・分析した、他に類…

ASEANの医療市場へ進出

◆英国エコノミストグループが実地調査した市場予測、門外不出の希少データ ◆インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイの医療関連【市場×制度×動向】 医療関連企業は、東南アジア諸国連合(ASEAN)に、いま熱い視線を向けています。 「The Economist」を発行…

甘い認知症政府統計、制圧の切り札は住民コホート

米Genentech社の抗PD-L1抗体が2月1日に膀胱癌に続き、小細胞肺癌を対象にブレークスルーセラピーの認定を得ました。免疫チェックポイント阻害剤の商業化にも苛烈な競争が繰り広げられています。 通常ではここから優良かつ有料コンテンツですが、月初め、年始…

改正薬事法と再生医療新法の落とし穴

今朝、かじかんだ手をポケットに突っ込みながら、電車に駆け乗り、現在、関ヶ原を通過中です。雪のため、新幹線が遅れています。今週も皆さん、雪で色々予定を変更せざるを得ないことを覚悟しなくてはなりません。今、米原駅を通過しましたが、太陽が出てき…

新薬の費用に関する論争が本格的に始まる

3月5日に開催される厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で、ギリアド・サイエンシズのC型肝炎治療薬「ソバルディ」(ソホスブビル)の承認に関してが審議されます。2月13日に厚労省は、ソホスブビルなど3治験薬について海外での市販後の副作用事…

双子の研究不正ガイドラインに潜む落とし穴

外資系企業に急速に変貌しつつある武田薬品工業の実情を報道しております。経済・経営誌では限界があると思いますが、今後はほとんどの部長職が外国人となった武田のパイプラインの分析をする必要があるでしょう。時代遅れの超大型研究所が、外国人マネージ…

組み換えウイルスを使った本格的遺伝子治療の臨床試験が始まる

今朝行われたデビスカップ(男子テニスの国別対抗戦)で、錦織選手がフルセットの末、カナダのトッププレイヤー、ラオニッチ選手を撃破、2勝2敗に持ち込むも、最後のシングルスはストレートで失い、ワールドグループの入れ替え戦に進むことになりました。残…

生検試料の質

昨日、国立がん研究センターでSCRUM-Japanの記者会見が開催されました。理事長の堀田知光氏をはじめ、早期・探索臨床研究センター長の大津敦氏、東病院消化管内科長の吉野孝之氏、東病院呼吸器内科長の後藤功一氏、早期・探索臨床研究センタートランスレーシ…

核酸創薬イノベーション

3月10日、サノフィが東京大学と核酸医薬の開発に関する共同研究契約を締結したと発表しました。生産技術研究所炎症・免疫制御学社会連携研究部門の谷口維紹特任教授と、核内DNA結合蛋白質、HMGB1(High Mobility Group Box 1)を標的とした核酸医薬の開発を…

抗PD-1抗体の肺癌適応拡大

案の定、なでしこジャパンは実力不足を露呈してしまいました。欧州で活躍している選手と国内の選手が噛み合わない。今年のワールドカップまでに、ここを調整しないと、決勝リーグ進出すら覚束ない。澤選手の存在の大きさが身に染みますが、ここで思い切った…

アムジェン元CEOの著作を翻訳出版

昨日の夕方から夜のニュース、さらには今朝のワイドショーで、「線虫で癌を早期診断」という話題が大きく取り上げられていたことは、皆さんもご存じだと思います。報道ステーションではトップニュースでした。 報道ステーションのキャスターは「うれしいニュ…

AMED・PDの平均年齢

ATPマスターズの大会で錦織選手が順調に勝ち上がっています。もし、この大会で優勝したら高ポイントが稼げるので、世界第3位になります。ちょっと夢を見たい気持ちです。女子のカーリングの世界大会で、わが国のチームが昨夜、格上のスウェーデンとスコット…

バイオシミラーと言う言葉

3月13日の衆議院財務金融委員会で、維新の党の伊東信久議員のバイオシミラーに関する質問に、安倍総理はこう切り出しました。伊東議員の質問の趣旨は、「バイオシミラーの開発・使用の促進は医療費の抑制とともに産業振興という点からも重要である。 しかし…